近代以降の周辺諸国の対中国観(国際文化研究シリーズ1)
近代以降の周辺諸国の対中国観(国際文化研究シリーズ1)
近代以降の周辺諸国の対中国観(国際文化研究シリーズ1)
初版2026年3月5日
A5判/204頁
【国際文化研究所について】昭和女子大学大学院付置研究所として、1992年5月に設置。その目的は1.日本を含む世界各地の文化を国際的視座から研究すること、2.研究者の国際連携のもとに研究すること、3.内外の文化保存と創造に寄与することです。
設立依頼取り組んできた「ベトナムの街並み保存支援と文化財保存協力活動」に続く、グローバルプロジェクトとして2022年に着手した研究の成果が本書です。今後も、世界の文化を未来に継承する拠点として研究活動を発信していきます。
(国際文化研究所所長 志摩園子 本書より)
中国とどう付き合うか、これが21世紀の世界各国が抱える現実の問題である。本書はそういう視点から中国の周辺国の対中国観がいかに変遷したか、それを模索してみるという無謀な挑戦から始まった昭和女子大学国際文化研究所のプロジェクト、シンポジウムシリーズの報告である。(略)
このように、本書で見る近代において清朝中国の周辺諸国・地域、または民族が中国との領土、主権、文化、貿易の関係により各自の対中国観をもっていた。このきわめて重要な歴史的転換期の対中国観を、その周辺地域の研究を専門とする研究者たちによってまとめたことが本書の特色と言えよう。
(フフバートル「はじめに」より)
目次
はじめに
1 東アジアの近代と「中国」の成立 岡本隆司
モンゴルからの視座 フフバートル
ベトナムからの視座 牧野元紀
ディスカッション (文責:小二田章)
2近代以降の日本の対中国観—日清‧日露戦争を中心に— 千葉 功
日韓関係史の立場から 石田 徹
ベトナム近代史の視座 牧野元紀
ディスカッション(文責:ウルルード・ズンベル)
3独立建国期モンゴルの対「中国」・「中国史」認識 橘 誠
チベットからの視座 小林亮介
新疆からの視座 野田 仁
ディスカッション(文責:ウルルード・ズンベル)
4シャム(タイ)からの視座 小泉順子
朝鮮からの視座 森万佑子
ロシア帝国から見た中国 麻田雅文
中国からの視座 岡本隆司
ディスカッション(文責:毛利英介)
まとめ
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