唐招提寺・律宗戒学院叢書 第一輯 招堤千載伝記
唐招提寺・律宗戒学院叢書 第一輯 招堤千載伝記
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関口 靜夫 (編集), 山本 博也 (編集)
釋義澄撰『招堤千載伝記』は、唐招提寺律宗の歴史を細叙した書で、律宗史籍としてもっとも尊重すべきものである。義澄の行実はほとんど明らかではないが、『招堤千載伝記』の序跋等によれば、義澄は唐招提寺山内の能満院に止住し、十九歳の秋に筆を執って以来、十年余の歳月をついやし、元禄十四年(一七〇一)春二月の仏涅槃日にようやくこれを一書に製したものである。
このたび『招堤千載伝記』を翻印公刊するにあたって、その底本を財団法人律宗戒学院所蔵の妙音院元鏡書写の5冊に採った。 (本書より)
初版2004年2月15日
A4判/226ページ
発行所: 近代文化研究所