唐招提寺・律宗戒学院叢書 第二輯 律苑僧宝伝
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関口 靜夫 (編集), 山本 博也 (編集)
『律苑僧宝伝』は近江國東方山安養寺(滋賀県栗東市安養寺)の中興開山である戒山慧堅(一六四九ー一七〇四)が、中國ならびに日本における古今持律の大徳三百六十余人の伝記を編集したもので、唐招提寺能満院義澄撰『招堤千載伝記』とともに律宗書籍の双璧とされている。なおしかし、『律苑僧宝伝』は『招堤千載伝記」に先んじて成り、『招堤千載伝記』ほか後続の僧伝僧史類の編纂上梓に多大の影響を与えたものであって、律苑僧伝の集成として今日もいまだ巨擘たるの地位を失っていない。そればかりか、本書は近世における戒律復興運動の渦中に身を投じた戒山慧堅の持戒持律実践の所産であったと考えられるのであって、近世律宗史上、またひいて日本仏教史上においてもその存在意義はすこぶる大きい。(本書より)
初版2007年2月15日
A4判/389ページ
発行所: 近代文化研究所