昭和教育源流考ー中高の巻 下ー

人見　楠郎 (著者)

　入学してから二年、三年と学年が進みにつれて、生徒が母校の教育理念やそのねらいを根本的に知り度いと思っても、入学前の理解の程度では親も対応し切れまい。また、昭和教育に初めて接した新任教師も、資料不足では指導段階で立ち往生するかもしれない。さらに、生徒自体が自発的に学園教育の真意を理解しようとする場合のことをも考慮して、上・下二巻にわたって詳しく解説したのが、この「昭和教育源流考ー中高の巻」なのである。（本書より）

初版1987年8月8日
A5判／624ページ

【昭和教育源流考】
昭和教育源流考　ー大学の巻ー
昭和教育源流考　ー中高の巻 上ー
昭和教育源流考　ー中高の巻 下ー（本書）
昭和教育源流考　ー幼少の巻ー

第一章　私立の女子中等教育
第二章　昭和学園の全人教育
第三章　新教育の開拓
第四章　義務教育私学の進行は国の重要な責務
第五章　昭和教育の評価あれこれ
第六章　巣立ちゆく娘らのために

発行所: 昭和女子大学出版会